2007年9月7日金曜日

いつか、きっと

いつか、きっと私たち。
家族揃って幸せに。
暮らせる日が。
来ると思う。
きっと。
きっと。
きっと。

最近、テレビでやっていたアニメの主題歌で
す。
そのアニメは世界的な名作「若草物語」をア
ニメ化したものです。
戦争中で、父親が戦地に赴いていたのです。
今も世界では、いろんな場所で紛争が起こっ
ています。
アフガン。
イラク。


パレスチナ。
ダルフール。
今、同じ地上で暮らしている人が、現実に苦
しんでいます。
アニメのように、遠くの国から治安維持のた
めに派兵された人もいます。
住む家をなくし、難民になった人もいます。
なぜ?
なぜ、家族一緒に幸せに暮らせないのでしょ
うか。
世界に争いがなくなる日はこないのでしょう
か。

人類の歴史は、争いの歴史だと人はいいます。
国と国。
民族と民族。
宗教。
みんなが違うのは当たり前。
個性を伸ばそうと学校では習います。
でも。


だけど。
なぜ人は、すこしの違いを見つけて争うので
しょう。
このまま、人は滅びるまで争い続けるのでし
ょうか。

それだけではありません。
世界では、1日1ドル以下での生活を余儀な
くされている人が大勢います。
食べるものも、着るものも、満足に手に入ら
ない状態です。
飢餓と伝染病によって失われる、幼い命。
せっかく生まれてきたかけがえのない命。
命の重さに変わりはないはずです。
一方では、環境を破壊するほどのエネルギー
を消費する国があります。
私の住むこの国もそうです。
自分達の楽しみのためにエネルギーを使うわ
がままな人間のせいで、地球は壊れ始めてい
ます。


環境破壊のせいで、今後食糧不足が予想され
ています。
ただでさえ、飢えている人が大勢いるという
のに。
地球が、私たちの立っている大地がこんな危
険な状態で、脅かされているというのに、自
分たちの都合で争い続ける人間。
これを愚かといわずになんというのでしょう。
欲深い人間。
争い好きな人間。
考える力を持ちながら、未来のために行動で
きない人間。
それが私です。

でも、私は知っています。
優しく声をかけてくれる友人。
心配してくれる家族。
挨拶をかわす人々。
私の大好きな人間。
私は私のまわりの人を愛しています。


1人1人は欠点もあるけれど、優しい人間ば
かりです。
その1人1人が考え、行動すれば、いつかき
っと、争いのない世界が訪れると信じたいで
す。
すべての人が手を取り合って、幸せに暮らせ
る世界。
それが私の望みです。
いつか、きっと。
いいえ。
今すぐそうなれるように、私にできることは
なにか、考えなくてはなりません。

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